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2017年3月6日 #112 中山間地域で新たなビジネスを
2017年3月6日 #112 中山間地域で新たなビジネスを
中山間地域で新たなビジネスを
長門市の俵山温泉は江戸時代には、毛利藩の藩主も湯治に訪れていたという伝統ある温泉地ですが、最近では、人口減少・高齢化が深刻化しています。
そんな俵山地区に、地域の活性化も目指した新たなお店がオープンしました。
俵山温泉に続く通りの一角に、このほどオープンした自家焙(ばい)煎のコーヒーショップ「COFFEE & ROASTER YAMA」(コーヒー アンド ロースター ヤマ)。
静岡県出身で去年まで長門市の地域おこし協力隊として活動していた小坂保成さんが、古民家の倉庫を改装して新たに店を開きました。
小坂さんは、自家焙(ばい)煎のコーヒーショップを開きたいという夢があったのに加え、俵山に来た客に温泉街を周遊してもらい、地域の活性化につなげたいという思いから、店を開きました。
小坂さんは、店を開くに当たり、県、長門市、地元の商工会議所や信用金庫が一体となった支援チームからサポートを受けました。
支援チームは創業に当たっての事業計画作りの指導や地域ニーズに関するアドバイスなどを行いました。
小坂さんは「経営計画作りや開業資金の返済計画など開業に向けては膨大な作業があったが、それぞれの専門家の方に助けていただくことができ、スムーズに事業を始めることができた」と話しています。
県では、中山間地域に移住して、地域で創業される方に対して、市町や地元の商工団体、信用金庫と一体となった「支援チーム」を設置し、事業計画の作成などを強力にサポートしています。また、開業に必要な建物の改修費などを対象にした補助金制度などにより、手厚い支援を行っています。
◆お問い合わせ先
★山口県中山間地域づくり推進課
■TEL:083-933-2553
■中山間移住創業マルシェ事業/検索