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2017年6月19日 #121「ダメ。ゼッタイ。薬物乱用」県民キャンペーン

2017年6月19日 #121「ダメ。ゼッタイ。薬物乱用」県民キャンペーン


2017年6月19日 #121「ダメ。ゼッタイ。薬物乱用」県民キャンペーン



大麻や覚せい剤などの、違法薬物の魔の手は、私たちの生活の近くに潜んでいます。

そんな中、若い人たちをはじめ、多くの人に薬物乱用の恐ろしさを知ってもらおうと「ダメ。ゼッタイ。薬物乱用」県民キャンペーンが展開されています。

この日、下関市内のショッピングセンターでは、市内の中学生や高校生などが集まって、薬物乱用防止の「ヤングキャンペーン」が行われました。

参加者は、買い物客に薬物乱用の恐ろしさを訴えたり、薬物乱用防止に役立てられる募金への協力を呼びかけるなど、薬物乱用防止をアピールしました。

薬物を乱用すると、心臓や血管、肺などの機能低下、幻覚や妄想など、さまざまな症状に苦しむことになります。

また、違法薬物を原因とする犯罪によって、薬物を乱用した本人だけでなく、社会全体が大きな悪影響を受けることになります。

県内では去年、薬物に関する犯罪で106人が検挙されています。検挙人数が最も多いのは覚せい剤ですが、依存性が高く、検挙されても再び使用してしまう例が多くなっています。

また、最近では、「危険ドラッグ」の乱用者が減少する一方で、大麻の乱用が再び目立つようになってきています。

また、インターネットが違法薬物の取引の舞台になることも多いことから、県では若者への啓発に力を入れていて、学校での「薬物乱用ダメ。ゼッタイ。教室」を県内全ての小、中、高等学校で開いています。

違法薬物の魔の手は、私たちの日常生活の、すぐ近くまで忍び寄っています。

中でも、大麻は若い人たちへのまん延が心配されていて、その危険性を、学生をはじめ広く県民の皆さんに知っていただくことが重要です。

県では、「ダメ。ゼッタイ。」を合言葉に薬物乱用の防止に取り組んでいます。