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2017年8月7日 #125 献血でその優しさを届けよう

2017年8月7日 #125 献血でその優しさを届けよう


#125 献血でその優しさを届けよう





命をつなぐボランティアともいわれる「献血」ですが、最近、献血に協力する人の減少が深刻化しています。
このままでは、けがや病気で、血液や血液製剤を必要とする患者に、必要な量を供給できなくなる可能性があるそうなんです。
そんな中、献血の大切さをアピールする取り組みが展開されています。
この取り組みは、若い人をはじめ、多くの人に献血の大切さを知ってもらうとともに、献血する人が減る夏場の血液不足を解消しようと、県内の学生が中心になって行いました。
見た目も涼しげな浴衣を着た学生ボランティアらが、防府市のショッピングセンターで、チラシを配ったり、献血する人を移動採血車に案内したりするなど、献血を呼び掛けました。
県内では、献血に協力する人が、過去5年間でおよそ1万人減少しています。
中でも、20歳代、30歳代の若い世代での減少が目立っています。
血液は、科学が発達した現代においても、人工的に作ったり、長期間保存することができません。
献血された血液は、直接の輸血だけでなく、血液製剤としても活用され、多くの人の命を守るために使われています。
夏場は、献血される方が特に少なく、必要な量の確保が厳しい季節です。
今まで献血をしたことのない方も、献血への協力を迷っている方も、ほんのちょっとの勇気を出して、ぜひ献血への一歩を踏み出していただければと思います。