のイキイキ!山口
2017年8月14日 #126 農業で自分の未来を切り開く!
2017年8月14日 #126 農業で自分の未来を切り開く!
#126 農業で自分の未来を切り開く!
県内で農業に携わる人の平均年齢は70歳を超え、高齢化が深刻になっています。
一方で、農業を目指す若い人も、増加傾向にあるそうです。
県では、新たに農業を目指す人に、技術や知識を学んでもらうため、県立農業大学校を活用した、「やまぐち就農支援塾」を開いています。
約48ヘクタールと広大な敷地を持つ、県立農業大学校。
こちらでは、農業を志す学生約60人と、社会人を対象とした、やまぐち就農支援塾の塾生30人が、農業の分野で新たな一歩を踏み出すために、研修を受けています。
その中で、夫婦で新規就農を目指す、常盤雄一さんと佳子さん。
夫の雄一さんは、美祢市の営農法人への就職を目指し、米や大豆の栽培の基礎を学んでいます。
妻の佳子さんは自営就農コースを受講し、アスパラガスの栽培を学んでいます。
一方、それまでアパレル関係の販売をしていた神田有梨沙さんは、周南市鹿野に移住して、トマトやワサビの栽培に挑戦しようと、こちらで研修を受けています。
やまぐち就農支援塾では、新規就農を目指す人の目標や希望に応じて、さまざまな分野で農業技術を学ぶことができます。
また、家が遠くて学校に通うことのできない人のために、県立農業大学校では、今年度、新たに学生寮を整備しました。
県内では、去年、100人以上の方が、新たに農業への道を踏み出しました。
農業の経験がない方でも、やまぐち就農支援塾での研修を通じて、必要な技術や知識を身に付けることができます。
就業後のフォローアップ体制も整っていますので、農業で、ご自分の未来を切り開くために、チャレンジしてみませんか?
一口に農業といっても、自営就農や、農業法人への就職など、さまざまな働き方があります。
興味のある方は、ぜひ一度、お問い合わせください。