のイキイキ!山口
#215 『カジダンになりませんか?』
皆さんは「カジダン」という言葉をご存知でしょうか?
「家事をする男性」を略した言葉で、
女性が社会で一層活躍していくためには、男性の家事参加は不可欠です。
今回のイキイキ山口では、
男性の家事参加を促す県の取り組みをご紹介します。
山口県でも、共働き世帯が約半数を占める中、
男性の家事に対する理解は進んでいます。
昨年度に県が行った意識調査でも、
「男性は仕事 女性は家庭」という固定的性別役割分担意識について、
反対が54.4%、賛成が35.5%と、
反対が大きく上回るという結果が出ています。
ただ、県内の夫婦の家事・育児関連時間については、
6歳未満の子どもを持つ県内の夫婦の家事・育児関連時間を調べたところ、
夫が1時間43分、妻が7時間26分と、
負担が女性に大きく偏っているという調査結果が出ています。
そんな中で、県では昨年度、
男性が気軽に家事に参加するきっかけとなるよう、
夫婦などを対象とした「カジダン講座」を開催しました。
その他にも、県では男性の家事への参加を応援する
「家事ハウツー集」を作成しました。
夫婦で家事を楽しむためのヒントを、
「料理編」と「掃除・洗濯編」でイラストを交えて
分かりやすく紹介しています。
この家事ハウツー集は、
男女共同参画課のホームページに掲載していますので、
こちらからダウンロードしてください。
こういったものを通して、家庭での女性の負担を軽減し、
女性が社会で活躍しやすい環境作りを進めています。
県では今年度も男性の家事参加を進めるための取り組みを行っているところです。
家事や育児に関する知識やスキルを伸ばして、
あなたも「カジダン」になりませんか?