のイキイキ!山口
#222 『「農林漁業女子」ってステキ!』
今回は下関市の農園で活躍している女性の姿を通じて農林漁業の魅力を紹介します。
山口県の農業従事者の47%は女性なんです。
労働者としてだけでなく経営のパートナーとして農林漁業を支える女性が増えてきています。
そこで山口県では農林漁業において経営参画者として活躍する女性を「やまぐち農林漁業ステキ女子」と位置づけ
その取り組みを応援し女性が働きたくなる農林漁業の実現を目指しています。
下関市にあるユリ農家の野村みゆきさん。
独身時代はOL生活を送っていましたが結婚を機に夫の実家の農園で農業に携わるようになりました。
今では日々の収穫や出荷作業だけでなく販路の拡大や贈答用の商品の開発を進めるなど
花の魅力をより多くの人に届けようと栽培に取り組んでいます。
【野村さん】
「就農当初は新しいスポーツに挑戦している感覚でした。
作業を繰り返す毎にスキルアップしていく手ごたえがあり仕事にやりがいを感じています。
また家族でモノづくりのプロを目指せるかっこいい職業だと思っています。
私達の育てたお花でお客様が笑顔になる事が一番の喜びです。」
「いまは農家が育てたこだわりのユリをプレゼント用にラッピングして贈る贈答ユリの商品化に取り組んでいます。
贈る方にも贈られる方にもステキだなセンスいいなと思っていただけるようにデザイナーさんにも協力していただいています。」
県ではステキ女子の存在や魅力を知ってもらうためステキ女子の活躍をまとめたパンフレットを作成しました。
他にも情報交換の場としての女子会を開催したりと農林漁業で経営発展を目指す女性をバックアップしています。
また今後ステキ女子を応援して下さる企業の募集も計画しています。
ステキ女子の活動や最新情報などはInstagramでも発信していますのでぜひご覧ください。