のイキイキ!山口
#229 『新たな移動サービス』
山口市の湯田温泉で、観光客がより便利に移動できるようにと、県が実証実験を始めています。
県は、山口市やさまざまな関係者と連携し、
観光客向けに新たな移動サービスの導入を考えています。
湯田温泉では、軽自動車より小さい超小型モビリティやシェアサイクルをホテルなどに置いて、
観光の交通手段として使ってもらう取り組みを行っています。
現在、2021年4月の供用開始に向け、JR新山口駅の北側に、
県内最大規模の多目的ホールなどを備えた
「山口市産業交流拠点施設」の整備が進められています。
大きな会議や、コンサートなどのイベントを開催すれば、
県内外からの来訪者の増加が見込まれます。
そうした機会に多くの方に観光や宿泊をしていただき、山口の魅力を知ってもらうため、
新たな移動サービスと既存の交通手段を組み合せた移動しやすい環境整備を目指し、
今回の実証実験を行っています。
今回の実証実験で、湯田温泉にあるホテルの駐車場に置かれているのが、超小型モビリティです。
2人乗りで軽自動車より小回りが利く超小型モビリティは、路地の散策にもうってつけです。
利用の申し込みなどは、専用のアプリでスマートフォンから行うことができます。
アプリでは、超小型モビリティやシェアサイクルの貸出場所の確認や予約をすることができ、
鉄道やバスなど、公共交通機関も含めた経路検索も可能です。
その他に、新山口駅から湯田温泉までの間のタクシーツアーや、
移動サービスと特典を組み合わせたデジタルチケットの予約・購入なども行えます。
山口市内では、2021年2月末まで実証実験を行います。
詳しくは、やまぐちMaaS専用ホームページをチェックしてみてください。
◆お問い合わせ先
県産業戦略部 TEL:083-933-2470