イキイキ!山口

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#242 『ヘルプマーク』

皆さんは、このようなマークを身に着けている方をご覧になったことはありますか?
これは「ヘルプマーク」と言います。ヘルプマークは、義足や人工関節を使用していたり、
内部障害、妊娠初期など、外見からは分からなくても援助や配慮を必要としている方がいます。
ヘルプマークはそうした方たちが、周囲に援助や配慮を求めていることを
知らせるためのマークです。
平成24年に東京都が最初に作成し、山口県では平成31年3月から配布を開始。
ヘルプマークには、必要とする支援内容や、通院先などの情報が記載できるシールが付いています。
公共交通機関などでヘルプマークを付けた人を見かけたら、
席を譲るなど、援助や配慮をお願いします。
昨年12月末までに約3000個を配布しています。
今後は利用者を増やすとともに県民の皆さんにもヘルプマークの存在を知ってほしいと思います。
県ではヘルプマークとヘルプカードの2種類を作成していて、
ヘルプマークは市や町、健康福祉センター、児童相談所、県厚政課で配布しています。
また、ヘルプカードは県厚生課のホームページからダウンロードすることができます。
そうですね。最近では、岩国市の錦川鉄道にもステッカーの掲示などのご協力をいただいており、
取り組みの「輪」が広がっています。
ヘルプマークを通した「優しい山口県」をみんなでつくっていきましょう。