【知っちょこ】「驚安の殿堂」が防府に上陸――開店3時間前から並ぶ列が物語るドンキの熱狂

午前6時。開店まであと3時間というのに、
ドン・キホーテ防府店の前にはすでに行列ができていました。
最終的に約700人が並んだというオープン当日。
「驚安の殿堂」の黄色い看板が朝の光を受けて輝くなか、
Jチャンやまぐちの津山奈穂子リポーターが、その熱気の正体を探りに行きました。
「防府にドンキを」——地域の声が動かした出店
宇部、下関に続き、山口県内3店舗目として誕生したドン・キホーテ防府店。
なぜ、防府だったのでしょうか。
店長はこう話します。
「防府市の皆様から、防府市にドンキができたらいいなという要望をすごくいただいておりまして。
ニューファミリー層が比較的多いので、防府市内にドンキを建てることになりました」
子育て世代は流行にも値段にも敏感。
そんな層が多く暮らす防府は、まさにドンキが求めていた土地でした。

「神ってる?」安さの秘密

入口をくぐると、まず目に飛び込んでくるのが「限界驚安市」のコーナーです。
段ボール箱が山積みになり、手書きの看板には「この価格、神ってる?」の文字。
津山リポーターが思わず声を上げたのは、ある飲料の値札でした。
「この飲料が、見て、半額どころの騒ぎじゃない。70%オフ!」
この驚きの安さは、大量仕入れによる商談努力と、
他店舗との在庫を融通し合う仕組みによって生まれています。
「お店の入口から驚きがあふれるような買い場作りを」と店長。
「驚くほど安い」がドンキの原点なのです。
ご当地愛が詰まった、防府だけの限定品

驚安コーナーの奥には、防府天満宮を模したディスプレイ。
店内のあちこちにご当地愛が散りばめられています。
なかでも目を引くのが、地元愛方言Tシャツのコーナーです。
「限定で、防府用のTシャツをドン・キホーテで作成させて頂いております」と店長が説明すると、
津山リポーターは「パリっと香ばしい瓦そば」と書かれたTシャツをお気に入りに。
さらに、防府のキャラクター「ぶっちー」と
ドンキのマスコット「ドンペン」がコラボしたTシャツも防府店限定で登場しています。
また、県内初登場のプロテイン飲料自販機も防府店ならではのワクワクポイントです。

売れ筋ナンバー1は、あの定番品

およそ3000点を揃えるオリジナルブランド「情熱価格」。
カタカナの「ド」の字が目印で、食品から生活用品まで、
あらゆるジャンルに安さと驚きが詰まっています。
そのなかで最近の売れ筋ナンバー1に輝くのは何か——津山リポーターがクイズを出すと、
スタジオの藤井アナウンサーは「韓国のりかな」と答えましたが、
正解は「素煎りミックスナッツデラックス」でした。
アーモンド、カシューナッツ、クルミがバランスよく配合された300グラムの大容量パック。
塩も油も使わないため、素材そのものの甘みがダイレクトに伝わってきます。
「止まらない。自然な美味しさなので、パクパクいける」と津山リポーター。
健康志向の高まりとコスパの良さが、群を抜く人気の理由です。
「ドンキといえば紅生姜」——まさかのうまさ

ドンキらしい個性が光る商品として店長が推したのが、紅生姜フレーバーのシリーズです。
ドレッシング、タルタルソース、そしてミックスナッツの紅生姜味まで。
ドンキ特製の自家製パウダーを使ったそのフレーバーは、
「しっかり紅生姜の味がして、おつまみとして最適」と店長自らが太鼓判を押します。
「さっぱりしてるから、夏にいいかも」と津山リポーターも納得の表情でした。
タイパ歯ブラシ——「1年で27時間の節約」
番組後半では、食品以外のユニーク商品も登場しました。
その名も「長いヘッドのタイパ歯ブラシ」。
ヘッド部分が通常の歯ブラシの約2倍の長さで、
磨く時間をおよそ半分に短縮できるという商品です。
1年間で約27時間の節約になると聞いた藤井アナウンサーは
「だからタイパなんですね」と声を上げ、「何本でも欲しくなります」と笑顔を見せました。
「安い」と「楽しい」が共存する空間

ド派手なポップ、所狭しと並ぶ商品、手書きの値札——。
ドン・キホーテの店内は「テーマパーク」と形容されるほど、
見て回るだけで楽しい空間です。
手書きのポップはポップライターや専門部署が担当し、
親近感と温かみを生み出しています。
オリジナルブランド「情熱価格」も、ラベルをシンプルにしてコストを抑えながら、
安さに「驚き」と「楽しさ」を加えることを徹底しています。
開店3時間前から並んだ700人の行列は、
そんな「安い+楽しい」への期待の表れだったのかもしれません。
「買い物したくなる空間というところが、
ドン・キホーテの人気のひとつではないでしょうか」と津山リポーターは締めくくりました。


