のJチャンやまぐち
通りへ行こう!どこまでも 萩市・川上地域~前編~
毎週水曜日のコーナー「通りへ行こう!どこまでも」。
県内にある様々な通りをぶらりと散策し、地域の魅力を紹介します。
今回は、萩市の南東部にある川上地域の前編です。
同地域は、阿武川がゆったりと流れ、豊かな緑と水源に恵まれています。
まず訪れたのは、県内最大規模の阿武川ダム。
集水面積が523キロ平方メートルで県内1位、高さが95メートルで県内2位という、
巨大なダム。
県の管理事務所では、周辺地域の水位変化やダムの貯水量などのデータを集め、
ダムの管理をしています。そして今回は、日ごろ入ることができない内部を見学。
中はひんやり涼しく、薄暗いトンネルのような通路を通ります。
ダムは、岩盤に設置されているため、そこから染み出た水を見ることができますが、
その水の出方や量に異常がないか確認することで、ダムを守っているそうです。
次に訪れたのは、銘酒「長門峡」で知られる酒蔵、岡崎酒造場。
以前は長門峡近くに酒蔵があったそうですが、ダム建設により現在地に移転しました。
そして、オススメのお酒は「長門峡 大吟醸」。
今年の新酒鑑評会で全国金賞を受賞し、萩と阿武の米、水を使い、
両エリアで造られた日本酒だけに表示できる「GI萩」の指定も受けています。
飲んでみると口当たりは柔らかく、飲み進めるとカッとした辛口。
100年近く続く味に、大満足でした。
次回、後編もお楽しみに。
◆阿武川ダム
住所:萩市川上2343-1
電話:0838-54-2055(県阿武川ダム管理事務所)
◆岡崎酒造場
住所:萩市川上464-1
電話:0838-54-2023
営業時間:8時~17時
店休日:日曜、祝日、土曜