Jチャンやまぐち(22年4月~)

のJチャンやまぐち(22年4月~)

東京パラリンピック目指す 射撃界のホープ 山内裕貴選手

山口市仁保上郷のかろうじて車1台が通れるほどの狭い山道の先に山口ライフル射撃場があります。

山口市在住の山内裕貴選手。
先日のアジア大会に障害者射撃の日本代表として出場しました。
山内選手は17歳の時バイク事故で右腕の機能を失いました。

(インタビュー)山内裕貴選手
「もともと右利きだったのでご飯を食べるにも左手。利き腕じゃない方で食べないといけないとか、
字を書くにも利き腕じゃない方をゼロから練習し直したりとかということはありましたけども
命がまずあったし左手は動くし何とかなるかと」

猟友会に所属する祖父に憧れて銃に興味を持ち2年前エアピストルの競技を始めました。

エアピストルは空気の圧力で弾を発射する銃。
鉛製の弾が秒速およそ150メートルで発射されます。

使用する前と後の弾を比べるとその威力が分かります。

狙うのは10メートル先の的。
最も高い10点のゾーンは直径はわずか1センチほどです。

(インタビュー)山内裕貴選手
「ちょっとした自分の動揺とかが明確に的に現れてくるので、
安定した状態で日頃と同じ動作で打てることが重要になってくるので
ベースとなるメンタルは重要」

エアピストルの重さはおよそ1キロ。
制限時間1時間15分の間に60発を放ち得点を競います。

(インタビュー)山内裕貴選手
「日々の練習の中で1時間15分通してしっかり銃を構えられるようなトレーニングをして、
その試合の中でも自分の体と対話をしながら疲れる前に休憩をとってしっかり休めて回復して
次の1発に備えるということを考えながら練習をやっています」

競技を始めてわずか2年。
今年3月と5月の世界大会で東京パラリンピック出場の標準記録を突破。
射撃界のホープは夢の大舞台に既に照準を合わせています。

(インタビュー)山内裕貴選手
「パラリンピックにでたいと言う思いもあって始めたというのもありますし、
自国の開催であるパラリンピック競技ですので、絶対出場して表彰台に立ちたいと思います」

日本は国際大会で成績を残すことで、
東京パラリンピック エアピストルへの出場枠獲得を目指しています。
東京パラリンピック エアピストルの日本代表は、2020年の春ごろ決まる予定です。