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道の駅へ行こう 道の駅サザンセトとうわ・後編

県内の道の駅を巡る「道の駅へ行こう」。
今回は、周防大島町の道の駅サザンセトとうわの後編です。

駅構内を歩いていると、カンボジア料理の店「O−KUN(オークン)」を見つけました。
料理を作るのは、来日して10年以上経つカンボジア人のリムさん。
早速、米麺とあっさりしたスープが特長の「クイティウ」と
白飯の上に、煮込んだ鶏肉とショウガを乗せた家庭料理「サイモアショウガ炒め」を
セットにした「クイティウセット」を頂きました。
同国では、どちらもポピュラーな料理で、日本人が食べやすい味に仕上げてあります。
熱い国の料理は、これからの季節にピッタリですよ!

さて、周防大島の愛称「みかんの島」の愛称と並んで親しまれている呼び名が
「瀬戸内のハワイ」。
明治時代、国策としてハワイへ渡った移民が多いことが知られています。
そのハワイに関連したパン「ココパン」が、道の駅でも人気なんだそう。
このパンを作る町内の「パン工房ワンハート」へお邪魔することにしました。
ココパンとは、ハワイ島にしか売られていないココナツのあんが入ったあんぱん。
ワンハートで作られているココパンは、
ココナツと白あんをミックスしたオリジナルになっています。

種類は、ココナツの「プレーン」と、周防大島の特産「東和金時芋×ココナツ」、
「柑橘のピール×ココナツ」の3タイプ。
東和金時芋、本来の味、柑橘の爽やかさがココナツの味に打ち消されることなく
おいしくいただけます。
そのため、ココナツが少し苦手、という方にも食べやすい味になっています。

地域を生かしながら、ワールドワイドな視点も感じられる周防大島。
その面白さを、道の駅から感じてみてはいかがですか

★パン工房ワンハート
■住所:周防大島町西方1641-10
■電話:0820-78-0232