通りへ行こう　下関市・赤間本通り商店街～前編～

12月18日のJチャンやまぐち

通りへ行こう　下関市・赤間本通り商店街～前編～

毎週水曜日のコーナー「通りへ行こう」。
県内にある様々な通りをぶらりと散策し、地域の魅力を紹介します。

今回は、下関市の赤間本通り商店街の前編です。

同商店街は、唐戸商店街の一角にあり、
「赤間通り」という通りに沿ってお店が並んでいます。

まず伺ったのは、100年以上の歴史がある老舗呉服店「とらや藤城」さん。

初めは瀬戸物問屋をしており、戦後、赤間町へ移転しました。
そこで、赤間本通り商店街の生い立ちを聞いてみたところ、
「本通りの本は、本屋に由来する」という事実を知りました。
現在、その書店は商店街から姿を消しましたが、
昭和の半ばは賑わいを見せており、お酒の席で
「本」という字を商店街の名前に入れられないかと歓談していると、
本当に入ってしまったと言います。
また、面白いのは商店街の名前の由来だけではありません。
同店でも面白いものを見つけてしましました。
それは「機織り機」です。
ショーウィンドウに飾るために、知り合いから譲り受けたそうですが、
入りきれず、ご主人さんが機織りに挑戦し始めたそうです。