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8月4日のJチャンやまぐち

各駅下車散歩 美祢線長門市駅(2)


各駅下車散歩 美祢線長門市駅(2)

必ず各駅で列車から降りて、その駅周辺を散策してみようというこの企画。

先週に引き続き、美祢線長門市駅周辺を散策します。

長門の老舗焼き鳥店「こうもり」を出発して駅前を歩き進めていくと、ちょっとさびしいシャッター街が出現。

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そこでなぜか学校帰りの小学生に出会い、どこに行くのか聞いてみると「そこの書道教室」と古いビルを指さすのです。

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一緒についていくと「香葉会 書道教室」の看板。階段を登っていくと、何かに書が巻き付けてありました。

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そこを通り過ぎると、書道教室を発見。

写真4

主宰する上田先生によると、この辺りは昔賑わっており、使っている教室も以前は呉服店、向かいにはスーパーマーケットがあったと言います。

しかし、お店が駅裏エリアへ移るにしたがいシャッター街へと変わり、知り合いから「部屋を使いませんか」と打診があったため15年前にこの場所で教室を開いたそうです。

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また、看板に巻きつけられた書の謎は、長門市出身の作詞家・故大津あきらさんのお母さんが美容院を開かれていた場所らしく、看板を下ろすのは心苦しいと上田先生が金子みすゞの詩をしたため、巻きつけたそうです。

「和のテイストを感じながら教室に入ってほしい」という、先生の素敵なアイデアでもあります。

さて、一連のお話を聞き、子どもたちが書を書く様子を見学しようと思っていると「書いてみませんか?書いたら生徒が字のアドバイスをします」と先生の声。

津山も子どもたちも耳を疑ったまま、もう先生のペースに乗るしかないのです。

腹を決め、30年ぶりに向き合う書。

課題は小学4年生が取り組む「天下」になり、良い点、悪い点を子どもたちにしっかり指摘していただきました。

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また、子どもたちから練習した書に「長門にまた来てね」とメッセージを添えた思いがけないプレゼントをいただき、長門の子どもたちの温かさを感じた散策。

上田先生は「情熱をもって生徒に接したい」とおっしゃっていましたが先生の書を使ったアイデアも子どもたちにしっかり受け継がれているようです。

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皆さんとの出会いで素敵なスタートを切れた美祢線。

次回は板持駅です。お楽しみに。