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9月13日のJチャンやまぐち

ちょっと聞いてよ! 認知症による嗅覚障害


ちょっと聞いてよ! 認知症による嗅覚障害
日々の暮らしをより楽しく、快適に過ごせるような情報をお届けするこのコーナー。

今回のテーマは、認知症による嗅覚障害です。

 

認知症の初期症状のとして皆さん、何を思い浮かべますか?

 

 

実は、嗅覚障害もその1つです。

この症状が現れるのは、認知症の中でも、脳の変性疾患に当たるアルツハイマー病、レビー小体型認知症になります。

 

 

アルツハイマー病は、記憶を司る海馬が委縮するためもの忘れなどが増えると、よく知られていますよね。

しかし近年、においの情報を脳に伝える神経、嗅神経で、海馬より先に障害がおき始めていることが分かり、アルツハイマー病の早期発見につながるのではないかと研究が進められています。

 

だからと言って、嗅覚障害=認知症ではありません。

 

 

嗅覚障害が起きる原因の割合として、認知症は少なく、アレルギー性鼻炎や慢性副鼻腔炎などがほとんどだそうです。

そのため、鼻の中をしっかり診て、CT検査で鼻内部の写真を撮るなど、鼻のどこでにおいを感じ取れない状態が起きているかを検査します。

それでも、悪い状態が見つからず、嗅ぐ力が鈍化しているようであれば、においを嗅ぐ、嗅覚検査をします。

 

嗅覚検査には、注射を打ってにおいを感じるまでどのくらいの時間がかかるか計るものや、何のにおいかを当てるものなど様々。

 

 

基準嗅覚検査では、各8段階の濃度がある5種類の香りを濃度が低い方から嗅ぎ、どこでにおいを感じ取れるか、何のにおいか識別できるかを調べます。

結果次第では、認知機能検査などを受けることになります。

しかし嗅神経は少し衰えても、リハビリなどで鍛えることで再生する可能性もある神経です。

また五感を使うことは、脳に刺激を与え認知症予防にもつながります。

日ごろから、しっかり五感を働かせて、少し気になることがあれば早期発見に繋げていきましょう。