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10月3日のJチャンやまぐち

やまぐち食探訪 岸根ぐり


やまぐち食探訪 岸根ぐり
岩国市美和町発祥の「岸根ぐり」。

大きいものになると60グラム以上、収穫後1か月ほど貯蔵することで、糖度は12~13度まで上がる岸根ぐり。

 

 

美和町の特産として長く親しまれてきましたが、近年は、高齢化や担い手不足により生産農家が激減。

JA山口東によると、年間収穫量はピーク時(1986年)の10分の1、約30トンです。

 

美和町で「大根川観光栗園」を営む藤本忠義さん(73)。

農家が生産して出荷する従来のやり方だけでなく、実際に来て、体験して、魅力に触れてほしいと考えています。

 

 

藤本さんの栗園には、県内をはじめ九州各県や広島・島根などからシーズンに約400人が訪れます。

 

藤本さんは、

「岸根ぐりは日本一の栗だと思っている。魅力を広くPRしていきたい」

と話します。

 

一方、岸根ぐりの加工品としての可能性に着目したのは、「がんね栗の里」の下森祺充(よしみつ)さん(72)。

 

 

下森さんが商品化したのが、岸根ぐりを使った栗きんとん「がんね栗衛門」です。

原材料は、岸根ぐりと保存のために入れたごく少量の砂糖のみ。

 

 

下森さんは、東京・大阪などで行われる商談会に商品を売り込み、全国の人たちに、岸根ぐりの魅力を知ってほしいと考えています。

 

価格は少々高めに設定しても、多くの人に「食べたい」と思ってもらえる商品を。

岸根ぐりのブランド力を生かし、付加価値を見出しています。

 

下森さんは、

「岸根ぐりを高く売れる貴重な栗とすることで、生産意欲が湧いて、栽培面積も増えるようになれば」

と話します。

 

藤本さんと、下森さん。

2人に共通するのは、地元が誇る、岸根ぐりの魅力をもっと多くの人に知ってほしいという情熱。

 

その情熱は少しずつ、確実に実を結んできています。

 

◆問い合わせ先

★大根川観光栗園 TEL:0827-96-0781

★がんね栗の里 TEL:0827-97-5005