のJチャンやまぐち
やまぐち未来人 「フライングディスク 大内海人さん」
目にもとまらぬ速さでフライングディスクを投げているのは
田布施町の高校生 大内海人さんです。
海人さんはわずか14メートルの距離で
ディスクを投げ合う団体種目「ガッツ」の日本代表に選ばれています。
父親の勝利さんも「ガッツ」の日本代表で、
投げるディスクの速さ日本記録を持っています。
フライングディスクは1940年代にアメリカでおもちゃとして誕生しました。
いまでは団体戦なども含め11種目ある新しいスポーツとして注目されています。
世界フライングディスク連盟は2028年のオリンピックから競技採用を目指しています。
海人さんは去年行われたフライングディスクの全国大会で
学生チャンピオンに輝いています。
得意種目はディスクを遠くに飛ばす「ディスタンス」という種目。
この日は軽く投げて140メートルも遠くまで飛ばしました。
ちなみにこちらも父親の勝利さんが2009年に178メートルの日本記録を出しています。
ほかにも投げてからキャッチするまでの滞空時間を競う種目も得意としています。
2人はこの夏にオランダで行われる予定だった「ガッツ」の世界大会に出場する予定でしたが、
大会は新型コロナウイルスの影響で中止となりました。
その時はショックを受けましたが
いまはフライグディスクのチームのある関西の大学を目指して勉強に打ち込んでいます。