【山口】白壁の町を彩る柳井金魚ちょうちん飾りつけ
夏の観光シーズンを涼やかに演出します。柳井市の白壁の町並みで、金魚ちょうちんの飾り付けが行われました。金魚ちょうちんはユーモラスな顔付きをした柳井市を代表する民芸品です。江戸時代からの建物が並ぶ白壁通りでは、高校生や地元企業のボランティアスタッフも参加して、建物の軒先に金魚ちょうちんを取り付けました。金魚ちょうちんは昔ながらに「竹ひご」と「和紙」で作られていますが、防水加工されていて多少の雨なら持ちこたえられるそうです。ことし新たに作られた500個を含め、2500個が柳井駅前の麗都路通りから白壁通りにずらりと並んで観光客を迎えます。金魚ちょうちんは8月いっぱい飾り付けられ、19日以降は明かりが灯されます。8月13日には金魚ちょうちん祭りも開かれ、大きな「金魚ねぶた」も登場します。
【山口】yab制作のオリジナル絵本をアナウンサーが読み聞かせ
SDGsを子どもたちに分かりやすく伝える「yabえほんプロジェクト」。玉野初季アナウンサーが下関市の園児たちにオリジナル絵本の読み聞かせを行いました。玉野アナが読み聞かせたのはyabが作った絵本「もうのこさんよ」。野菜嫌いの男の子が「萩たまげなす」のお化けと一緒に、食品ロスを減らすことの大切さを学ぶ物語です。園児たちは玉野アナの朗読に相槌を打ちながら、楽しそうに聞いていました。yabは今後も幼稚園や保育園などで読み聞かせを行う予定で、yabえほんプロジェクトのホームページから応募できます。
【山口】黄金色に輝く!山口市の小学校でハチミツに学ぶ特別授業
子どもたちに地元の豊かな自然を学んでもらおうと、山口市の小学校でハチミツの授業が行われました。秋穂小学校で行われた特別授業では、近所で養蜂を営む久保紀子さんが講師をつとめました。児童たちはミツバチによる受粉で野菜や果物が実ることや、ハチミツができるまでの過程をクイズを交えて楽しく学びました。そのあと実際にハチミツしぼりを体験です。蜜が詰まったハチの巣を分離器にかけ、勢いよくハンドルを回します。すると黄金色に輝くハチミツが出てきました。採れたハチミツはおよそ2kg。児童たちは採れたてのハチミツを美味しそうに味わっていました。講師を務めた久保さんは、授業を通して地元の豊かな自然で美味しいハチミツができていることを知ってほしいと話していました。
【山口】岩国市 錦川鉄道 38年連続の赤字
山口県岩国市の第三セクター錦川鉄道の昨年度の決算は1億4000万円の赤字となりました。赤字は開業以来38年連続です。錦川鉄道によると鉄道事業の営業収入は7600万円で、2024年より16%増えました。市が将来のあり方を検討し始めたことにより、清流線を利用しようという機運が高まったことや、イベント列車が好評だったことなどが増収につながったということです。しかし、大規模な車両検査で費用がかかったことなどから1億4000万円の赤字となりました。赤字は開業以来38年連続で、過去2番目の大きさでした。錦川鉄道は都市圏や外国人観光客向けに情報発信するなど売り上げの向上を目指すとしています。