【山口】アスベスト患者と家族の会が交流へ
アスベストによる健康被害を受けた人の交流会が山口市で開かれることになりました。
=健康被害を受けた男性=
「いまだに手術の跡がズキズキと傷みますけど、息苦しく感じることもあります」
宇部市在住の山本寿雄さん80歳は
長年、建設関係で働き建材を切断や加工する仕事をしてきました。
4年前、アスベストが原因で肺がんにかかっていることが分かりました。
手術は無事成功しましたが、再発の不安を常に感じているといいます。
アスベストによる健康被害は今も増え続けていて、県内では2021年度末までに495人が中皮腫で死亡しています。
そこで患者や家族らでつくる団体は、中皮腫について知ってもらおうと交流イベントを企画しました。
=健康被害を受けた男性=
「29日の講演会と交流会に参加してください」
イベントは今月29日、山口市のKDDI維新ホールで開催され中皮腫患者との交流会や専門医による講演健康被害の相談会などが行われます。
UPDATE:2023-10-24