【山口】今季一番の寒さも季節外れのスイカ
今シーズン一番の冷え込みとなり冬の景色が見られた一方
山口市内のお宅には季節外れのスイカが実をつけていました。
8日午前7時半ごろのJR山口駅です。
通勤・通学する人たちはマフラーや手袋など冬の装いです。
山口の最低気温は6.2℃放射冷却の影響で7日より2度以上気温が下がり今シーズンもっとも低くなりました。
=中学生=
「すごい身に染みるような寒さ」
=タクシー運転手=「朝ちょっと外に出てびっくりしました。上にブルゾンを着るようになった。前はワイシャツだけだったがこれでは耐えられない。」
=yab記者=
「今朝は気温がぐんと下がり吐く息も「は~」とても白くなっています。足元に目を向けると草に霜が降りています。」
朝の河川敷には霜がおり冬らしい風景となりました。
山口市の仁保川では水蒸気が冷たい空気に触れて発生する川霧もみられました。
県内で最も気温が低かったのは山口市徳佐の2・1℃、
つい3日前に夏日を観測した山口市わずかな間に季節が冬にうつりました。
=散歩中の男性=
「朝は寒いね~暖房を入れる」来週はさらに冷え込みが強まる見込みです。
そして、こちらには季節外れのあるものが…畑の中に、丸丸としたスイカ。
夏に楽しむスイカがなぜ冬の時期に…
=山下京子さん=「9月でしたかね。小さいのがついていて育たないだろうとは思っていたんですよ。でも気温が高い関係でしょうかね。だんだん大きくなってきた」
夏に食べたスイカの種を畑に捨てたところなんとまあ、5玉のスイカが実ったのです。
=山下京子さん=「初めてですよ。こういうふうにできたのは」
山口市では今月1日から3日連続で夏日記録。記録的な暑さが続きましたが。
そうはいっても、もう季節は冬。
山下さんは寒さや霜から守るために大切に育てていくといいます。
=山下さん=
「けさ寒くなってたからバスタオルかけて、真夏の温度よりは低いですからどれぐらいかかって熟すかわからないんですけど」
収穫できたらスイカが好きな孫に送りたいと話していました。
UPDATE:2023-11-08