【山口】「しあわせキッチン」障害者が運営に参加 大丸下関店で期間限定の出店

障害者の皆さんも、やりがいを感じながら企画しました。障害者が運営に参加する弁当店が、下関市のデパートで期間限定の販売会を行っています。
「大丸下関店」に出店しているのは、7月に山陽小野田市にオープンした手作り弁当店「しあわせキッチン」です。障害者の就労支援を行う下関市の「サードチャレンジ」が運営していて、商品の企画から販売までを障害者福祉施設の利用者と一緒に行っています。
水を入れて加熱するだけで食べることができる冷凍商品に力を入れていて、イチオシは韓国のB級グルメ「プデチゲ」です。1年以上試行錯誤して開発したスープは「本場・韓国の味に引けを取らない」ほどの出来栄えで、ボリュームも満点の自信作だということです。試食したお客さんも太鼓判を押していました。
「しあわせキッチン」の試食販売会は、「大丸下関店」で8月18日まで行われています。

UPDATE:2024-08-13

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【山口】標高348mの茶臼山で山岳救助訓練

これからの行楽シーズンに備えて行われました。下松市と光市の消防が山での遭難事故を想定した合同訓練を行いました。訓練は下松市と光市にまたがる標高348mの茶臼山で行われました。地震によって高齢の夫婦が登山道から滑落し身動きが取れなくなった想定です。消防隊員たちは急角度の山肌で声を掛け合いながらソリ状の担架とロープを使ってひとりづつ登山道に引き上げました。茶臼山では去年12月に50代の女性が滑落し下松市と光市の消防が合同で救助にあたったということです。=ハイキング客=「こんな風に訓練されているのを見るともっと気を引き締めて救助隊のお世話にならないように気を付けて登ろうと思いました」=消防長=「山口市の方で山火事がありまして急遽ヘリ訓練はできませんでしたけど想定外も想定内と自覚できるような訓練になったと思います」健康志向の高まりもあり人気の登山ですが、消防によりますと山で遭難しないためには天候のチェックなど事前にしっかりとした計画を立てることが重要ということです。またスマートフォンの地図アプリを活用して常に自分の位置の座標が把握できるようにしておくのもポイントだということです。

【山口】山火事24時間経過しても鎮圧に至らず

山口市では今月に入って1ミリ以上の雨は観測されていません。18日午後に発生した山口市の山火事は丸一日たっても鎮火せず消火活動は日没まで続けられています。=記者=「午後8時半になりましたが火は衰えることなく燃え続けています」警察と消防によりますと19日午後4時半ごろ、山口市秋穂二島で「林が燃えている」と近くを歩いている人から通報がありました。付近では当時、県の研修施設セミナーパークの関係者が敷地内で草刈りをしていて何らかの原因で集めた草に火が付き、山に燃え移ったとみられています。=近所に住む男性=「パトカーが山火事ですからというので、見てみたら燃えていた」18日の消火活動はいったん休止となり山口市は午後9時半ごろ山の周辺の住民に対して近くの地域交流センターへ避難を呼びかけ最大で18世帯20人が避難しました。一夜明け、19日午前6時30分から消火活動が再開されました。=記者=「出火からおよそ18時間が経過し火は収まったように見えます。現在ヘリによる消火活動が行われています」県や自衛隊のヘリコプターあわせて5機が出動。消防本部の隊員は延べ65人、消防団員も延べ70人が消火活動などにあたりました。=山口南消防署長=「夜になって一旦風も収まってきて気温も下がってきた関係で少し小康状態なっていたが、朝からまた燃え広がってきた」現場周辺の山は真っ黒に焼け焦げ岩肌があらわになっていました。=カメラマン=「山口市秋穂二島上空です。山の斜面から現在も火の手が上がっているのが分かります」消防によると山の斜面に沿って木が生い茂っているため火も斜面に沿って勢いよく上がり燃え広がるスピードが速かったということです。消火活動は19日午後も続きました。=山口南消防署長=「できればきょうの日没までにけりをつけたいと思っているが、この気温と日差しですから予断を許さない」山口市によると約30haが焼けていますが住宅への延焼はなくけが人もいないということです。市内では先月、台風10号接近でまとまった雨が降ったあと19日まで20日間、1ミリ以上の雨は観測されていません。警察や消防で詳しい出火の原因を調べています。

【山口】食物アレルギーを考慮して炊き出しを

災害時でも安心して炊き出しを食べてもらいたいという願いから生まれました。食物アレルギーに配慮した炊き出しメニューの試食が行われました。=記者=「災害の時に温かい食事を提供する炊き出しですが、食物アレルギーを抱える人にとっては食べられない場合があります。このようにどのような食材や調味料を使っているか書き出して、置くことで安心して食事がとれるということです」防災活動を行う団体レベルフリーとコープやまぐちが行ったのは食物アレルギーに配慮したぶた丼の炊き出しです。アレルギーが理由で避難所や炊き出しを利用できないという声をきっかけに安心できるメニューや提供の仕方を考えました。醤油やみりんなどの調味料セットに豚肉と野菜を加えればアレルギーに配慮したぶた丼100食分を調理することができます。=アレルギーの子を持つ母親=「表示がなければアレルギーを持つ子の親は子どもに食べさせることができないのでこちらは表示をしているので食べやすくて安心」ぶた丼を試食した人たちは。「うまい」「災害時は温かいものが食べられないから野菜が入っていてお肉も入ってこれだけ食べられるのはありがたいと思う」=レベルフリー坂本京子さん=「実際に作ることで、災害時の食について考えるきっかけにしてほしい」ぶた丼調味料キットは防災訓練や研修会で活用してほしいということです。

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