終戦前日に空襲 光海軍工廠 戦没者慰霊式
終戦前日にアメリカ軍の空襲を受けた光市で追悼式が行われ、遺族や地元の高校生たちが犠牲者を偲びました。
慰霊碑が置かれている場所には、かつて爆弾や魚雷をつくる「光海軍工廠」がありました。
空襲で職員や動員学徒、市民など合わせて748人が犠牲となりました。
市川熙市長
「平和な世界を築くためには、ひとりひとりが戦争の悲劇とその痛みを知り、平和な世界の実現に向けた強い意志を持つことが必要です」
義父が空襲で亡くなった粟田和枝さん(76)
「戦争は二度と決してしてはいけないということを訴え続けないと、世界に恒久平和はなかなか来ないと思う」
光市文化センターでは、9月まで光海軍工廠に関する資料が展示されています。
UPDATE:2024-08-14