開封!20年前のタイプカプセルには…
みんなが故郷に集うお盆の時期ならではのイベントです。
下関市の中学校で20年前に埋めたタイムカプセルが開封されました。
「あれから20年経ってて、中身もどうなってるか分からないんですけど…」
下関市の吉見中学校に集まった20年前の卒業生と当時の担任の先生。
卒業式を前に埋めたというタイプカプセルを探し出そうと久しぶりの再会です。
当初は二十歳になったら掘り起こす計画でしたが、都合が合わずに延期され、気がつけば20年が経過していました。
どこに埋めたか、誰も詳しく覚えていなかったそうですが、かすかな記憶を頼りに作業を進めていくと…
「おぉ~、すげ~」
青い箱が出てきました。
中に入っていたのは学校行事の思い出や5年後の自分にあてた手紙などです。
手に取った瞬間、当時の記憶が一気に蘇っているようでした。
発起人の赤江知晃さん
「安定な職について公務員になってるかもしれない、ということを書いてたんですけど、実際はなってないので。ははは。いろんなものが出てきて一つ一つ思い返しながらですね。当時楽しかったんだろうなあということが分かったんで、よかったかなと思います」
参加者も
「みんなに会えたのもうれしいし。こうやって子どもと一緒に自分の育った中学校を見てもらえたのも、うれしいし、また、きょういい思い出ができました」
今はそれぞれの人生を生きるクラスメイトたち。
それでも、きょうは中学生に戻ったような素朴な笑顔を見せていました。
UPDATE:2024-08-14