宇部高校探究科「ゲームで平和を考えよう」
高校生が考えたゲームに中学生が挑戦しました。
戦争を引き起こす競争をテーマにしたゲームで学ぶのは平和の大切さです。
「せーの、はい」「あ、取られた」
トランプで奪われたのは領土です。
平和について学んでいる宇部高校探究科の生徒が考えたこの貿易ゲームでは、ゲームを通じて資源を巡り戦争が起こるまでを体験します。
挑戦した中学生は3つのグループに分かれ、1つは資源産出エリア、残る2つはその支配権を巡って対立する大国の役割を演じました。
ゲームでは2つの国の「戦争」が何度も勃発。
資源エリアを獲得した国は多額の富を得た半面、軍事費がかさんでその多くが帳消しとなる実態を学びました。
中学生は
「貿易やって外交やって戦争を回避する手段があるってことをきちんと学ぶことができたので良かったと思っています」
宇部高探究科の生徒
「平和な世の中で生きていて、戦争とかニュースで見ても他人事としてしか見れないよねってなっているから、みんなに戦争とか平和の大切さを考えてもらうためにこのような研究をしています」
探究科では、多くの人にゲームを体験してほしいということです。
UPDATE:2024-08-16