【山口】地震・津波防災対策検討委員会
南海トラフ地震の被害想定について、県が見直しを進めています。
検討委員会で被害予測の手法などが決まりました。
座長を務める山口大学の三浦房紀名誉教授は
南海トラフ地震臨時情報が発表されたことに触れ、備えの大切さを訴えました。
=三浦房紀名誉教授=
「南海トラフっていうものが身近にっていいますかね、
そんなに遠い先の話ではないと近づいているということ
は実感されているんじゃないかなと。私もそれはちょっと実感しております」
能登半島地震を契機に県は南海トラフ地震の被害想定を見直すことにしていて
2回目の会合です。
2014年の被害想定では最悪の場合で死者614人、負傷者は1477人、
約6000棟の建物が全壊・焼失するとしていました。
19日は検討の前提となる地震の規模や被害予測の手法などを確認しました。
検討委員会は来年度中に新たな被害想定を取りまとめる方針です。
UPDATE:2024-08-19