【山口】国内初 JR西日本 次世代バイオディーゼル燃料で列車を運行
JR西日本は来月から次世代型のバイオディーゼル燃料で走る列車のテストを実施します。テストは岩徳線で客を乗せて運行し、本格導入への最終ステップとなります。
JR西日本は岩徳線の一部で来月3日からおよそ5カ月間、次世代バイオディーゼル燃料で走る列車を営業運行します。バイオディーゼル燃料は家庭や工場などで使われた植物由来の油を再利用して作られます。油の原料となる植物は、成長する際に二酸化炭素を吸収します。よって、バイオディーゼル燃料は二酸化炭素排出量が実質ゼロだとされています。今回使用する「次世代型」は軽油と成分がほぼ同じで、ディーゼル車両の燃料としての活用が期待されています。
走行テストでエンジンや車体への影響を検証し、2025年度からの導入を目指すということです。
UPDATE:2024-08-23