【山口】台風10号 30日に山口県に最接近 29日は各地で対応にあたる人の姿
台風10号は、30日の昼前に山口県に最も接近する予想です。29日のうちに台風に備える姿が各地で見られました。
29日朝、改修中の瑠璃光寺五重塔(山口市)は、建物を覆うシートを撤去が行われていました。風の通り道を作ることで倒壊を防ぎます。
午後1時すぎ、山口市のガソリンスタンドには続々と客が訪れていました。従業員によりますと、台風が接近する前には客が増える傾向にあるということです。
2年前の台風で河川敷のコースが水に浸かった岩国市の自動車学校では、大雨に備え、教習用のトラックなどを高台に避難させていました。
下関市では最大瞬間風速23.4mの強い風を観測しています。29日の夜にかけて県内各地ではさらに雨と風が強まる見込みです。
また、週末のイベントにも影響が出ています。31日(土)に予定されていた毎年恒例のイベント、山口市秋穂の「えび狩り世界選手権」は中止となりました。
UPDATE:2024-08-29