【山口】ふぐ延縄漁船の出航式
9月に入りフグのはえ縄漁が解禁され下関市の港から漁船が出港しました。
=下関唐戸魚市場・郷田祐一郎社長=
「この下関、南風泊のフグブランドを守ってまいりたいと思います」
天然トラフグの取り扱い量日本一の南風泊市場。
今シーズンの漁を始めるにあたり水産関係者約60人が
航海の安全と豊漁を祈願しました。
昨シーズンは12月の寒波で水温が下がったため豊漁が続き
天然トラフグの水揚げ量は36トンと前のシーズンを2トン上回りました。
=第三光久丸・山本亀吉船長=
「去年並みに釣れればいいがと思います。
多くの方に食べていただきたいと思います」
沖合で放流するために漁船には体長15センチほどのトラフグの稚魚
約3000匹が積み込まれました。
=県延縄協議会・吉村正義会長=
「(夏が暑く)水温も上がっておるということで、心配しておりますけど、
この沖のフクはそういう厳しい環境の中でも、
大きく育っておいしいフクになってくれる、そのように確信しております」
はえ縄は来年3月までで昨シーズン並みの水揚げ量を目指しています。
UPDATE:2024-09-02