【山口】「新幹線の顔を造った機械」を高校へ
半世紀に渡り数々の「新幹線の顔」をつくってきた機械が光市の高校に贈られました。
光市の聖光高校に贈られたこの「自動プレス機」。
下松市の山下工業所で約50年間、新幹線の先端部分の製造に使われてきました。
「N700系」や「はやぶさ」など日本一多くの種類の新幹線の顔を造ってきたそうです。
聖光高校出身で山下工業所第一工場の稗田芳樹工場長が
老朽化などで不要となった自動プレス機を授業で役立ててほしいと
学校に無償譲渡を申し出ました。
=稗田工場長=
「ものづくりに興味を持っていただきたいというのが一番ありますね。
安全教育をしっかりここで学んでいただいて
社会に出ても作業ができるという生徒をどんどん輩出していただきたいという思いから
譲渡に至った」
自動プレス機は機械科の実習で使われるということです。
UPDATE:2024-09-02