【山口】周防大島町の死体遺棄事件 初公判
周防大島の自宅で亡くなった母親の遺体を放置していたとして
死体遺棄の罪で起訴された兄弟の初公判が行われました。
兄弟はいずれも罪を認めました。
起訴されているのは周防大島町久賀の無職河井健司被告(50)と
弟の裕二被告(45)です。
起訴状などによりますと兄弟は今年3月ごろ同居していた母親が死亡したのに埋葬せず、自宅に放置していたとして死体遺棄の罪に問われています。
山口地裁岩国支部で行われた初公判で兄弟はいずれも起訴内容を認めました。
検察側は犯行の動機について、
母親の死亡が知られると年金による収入がなくなり、
母親が請け負っていたミカンの皮むきの内職の収入も途絶えると考えたと指摘しました。
また兄弟で話し合うことはなかったがふたりとも同じ考えだったとして
詐欺の罪で追起訴する方針を示しました。
次回の裁判は来月22日に開かれます。
UPDATE:2024-09-03