【山口】警察署で防災訓練 一般向けの防災セミナーも開催
大雨・地震・津波が同時に発生したら何をすべきか?
柳井警察署で訓練がありました。
=アナウンス=
「地震発生。直ちに安全を確保する行動をとってください。
山口県内で最大震度6強が観測されました。」
訓練は柳井署管内で大雨警報発令中に
最大震度6強の地震が発生したという想定で行われました。
=警備課長=
「役場に電話して避難所の開設状況を確認して。各市町お願いします」
警察官25人が被害状況を地図にまとめ、
消防や周辺の自治体に連絡するなど余震から身を守りながら
初動対応を確認しました。
緊迫した状況の中でも冷静かつ迅速な対応を心がけ、
各担当の間で意思疎通が図られていました。
=柳井警察署・時吉弘志警備課長=
「住民を確実に守る避難をさせるということが第一。適切な情報、
例えばどこがどういう被害を受けているかを把握することを最大の目的にやっている」
訓練の様子は近隣の自治体の職員が見学していました。
警察はこの訓練を各部署や自治体などとの連携の強化につなげていくということです。
同じ柳井市で一般市民にむけた防災セミナーも開かれました。
=日赤県支部の担当者=
「避難経路の確保として出入り口や廊下にものを置かない。
寝室や幼児・高齢者の部屋はなるべく家具を置かないようにする」
日本赤十字社が考えた「家具安全対策ゲーム」では
参加者たちが自宅の見取り図と家具の位置を描き、
地震が起きたとき危険性がある場所にしるしをつけます。
=参加者=
「危険なのはタンス。タンスがベッドに落ちてくる。つぶれる。
危ないのはわかっちょる」
参加者たちは身近に潜む危険を再確認していました。
会場には保存食や防災グッズを紹介するコーナーも設けられました。
UPDATE:2024-09-04