山口県医師修学資金の貸与者を知事が激励
県の資金貸付制度を利用する医学生が地域医療への思いを知事に語りました。
=学生=
「安心感を与えられる医師になりたいです」
「積極的にいろんな分野に関われる医師になりたいと考えております」
将来の目標を話すのは山口大学医学部医学科の1年生17人です。
県の資金貸付制度を利用し勉強に励んでいます。
この制度は、県内出身の医学生に月額最大20万円を貸し付けるもので、
卒業後、県内の医療機関で9年間勤務するなどの条件を満たすと
返還が免除されます。
県の医師の平均年齢は53.3歳と全国で2番目に高く資金の貸付は、
若い医師を確保するために2006年度に始まりました。
大田渉貴さんは先月、柳井市の平群島での医療実習に参加し
県内の地域医療に関わりたいという思いを強くしたと言います。
=山口大学医学部・大田渉貴さん=
「お医者さんが常駐していない状況ではあるので
大変な医療現場だなって感じているんですけど、
その分地域の方々と密接に関われる環境なので
医師としてはやりがいがある環境だなと感じます」
村岡知事は県の地域医療を支えてほしいと学生を激励しました。
UPDATE:2024-09-04