【山口】山口県立美術館の特別展示「超絶技巧展」はじまる
山口県立美術館で特別展示が始まりました。金属・木・ガラスや紙など様々な素材にアーティストたちの情熱と技が注ぎ込まれた作品の数々。時が経つのを忘れて、ずっと鑑賞していたい。そんな展覧会です。
県立美術館で始まった「超絶技巧、未来へ!明治工芸とそのDNA」。「超絶技巧シリーズ」として3回目の開催で、今回は17人のアーティストの作品など約120点が並んでいます。
=yab記者=
「こちらのカラスの作品はなんと骨格や筋肉、羽の一枚一枚まで緻密に作り上げられています。」
製作したのは本郷真也さん。鉄を削ったり引き延ばしたりして作品を仕上げていきます。
テーマは「目に見えないもの」。CTスキャンを活用して、骨格や筋肉など目に見えない部分を作品の横に設置したモニタに映し出しています。
「見えないものにも配慮せよ」という警鐘の思いが込められているそうです。
=作家・本郷真也さん=
「若い人たちに伝えるために、昔の同じ技法とかやりかたでは伝わらない部分がある。現代ならではの新しい表現の仕方を金工を通して表現できればと思います。」
UPDATE:2024-09-12