【山口】山口県岩国市周東町にクマの痕跡
山口県岩国市周東町で13日、クマが木に登ってイチョウの実を食べていた痕跡が見つかりました。
警察と岩国市によりますと、13日の朝、岩国市周東町祖生の道路で、折られたイチョウの枝や実が散乱しているのを、通りかかった人が見つけました。
クマは、枝をたぐり寄せるように木の実などを食べるため、「クマ棚」と呼ばれる鳥の巣のような痕跡が残ります。
連絡を受け、警察官と市の職員が確認したところ、クマ棚がありました。
クマが出没したのは、岩国市郊外の田園地帯で、近くには民家や工場などが点在しています。
=近くの工場で働く人=
「これまでは1回も聞いたことが無い。今年が初めて。
(仕事終わりは)周囲を気にしながら帰ることになる。」
パトカーでの巡回を強化するなど、警察や市は住民に警戒を呼びかけています。
UPDATE:2024-09-13