中学校の理科の授業で生徒が体調不良
山口市立小郡(おごおり)中学校の理科の授業で塩素を発生させる実験のあと、生徒8人が体調不良を訴え、病院に搬送されました。
いずれも症状は軽く、既に帰宅したということです。
yab記者「こちらが事故のあった理科室です。
現在は窓とカーテンが閉められています。
実験は前方の机の上で教員が行いました。
その周りに生徒たちが集まり、実験を見学していたということです。
」小郡中学校によりますと、1年生29人が気体の性質を学ぶ授業で、40代の理科の男性教諭が市販の漂白剤と薄めた塩酸を混ぜて集気びんの中に塩素を発生させました。
この実験は学習指導要領に従い、これまでも実施されていて生徒たちは、塩素の色や臭いを確認しました。
教室の窓は開けられていたということです。
実験が終わり、次の授業中に生徒8人が頭痛や嘔吐などの体調不良を訴え、病院に搬送されました。
いずれも症状は軽く既に帰宅したということです。
小郡中学校は対策について協議し、再発防止に努めたいとしています。
UPDATE:2024-09-13