【山口】5年に一度の強度調査 錦帯橋で始まる
世界遺産を目指す橋の定期健診です。岩国市の錦帯橋で、橋の強度を確認する調査が17日から始まりました。
2004年の全面架け替えから20年がたった錦帯橋。橋の調査は5年に1度、岩国市が早稲田大学に委託して行っています。調査では学生たちが橋の上を走ったり足踏みをしたりして橋に振動を与えていきます。橋にはセンサーが取り付けられていて、加えた振動でどれだけ「たわみ」が出るかを解析します。
21日には岩国高校の生徒約130人が橋の上に乗って強度を調べる試験も行われます。
【早稲田大学 創造理工学部 山崎諒介助手】
「橋が腐ったり劣化してくると柔らかくなり、揺れる周期が長くなる5年おきに振動を測って周期を比べることで、橋が劣化していないか調査に来ている。」
調査は24日までで、期間中も橋を渡れるということです。
UPDATE:2024-09-17