【山口】標高348mの茶臼山で山岳救助訓練
これからの行楽シーズンに備えて行われました。
下松市と光市の消防が山での遭難事故を想定した合同訓練を行いました。
訓練は下松市と光市にまたがる標高348mの茶臼山で行われました。
地震によって高齢の夫婦が登山道から滑落し身動きが取れなくなった想定です。
消防隊員たちは急角度の山肌で声を掛け合いながらソリ状の担架とロープを使ってひとりづつ登山道に引き上げました。
茶臼山では去年12月に50代の女性が滑落し下松市と光市の消防が合同で救助にあたったということです。
=ハイキング客=「こんな風に訓練されているのを見るともっと気を引き締めて救助隊のお世話にならないように気を付けて登ろうと思いました」=消防長=「山口市の方で山火事がありまして急遽ヘリ訓練はできませんでしたけど想定外も想定内と自覚できるような訓練になったと思います」健康志向の高まりもあり人気の登山ですが、消防によりますと山で遭難しないためには天候のチェックなど事前にしっかりとした計画を立てることが重要ということです。
またスマートフォンの地図アプリを活用して常に自分の位置の座標が把握できるようにしておくのもポイントだということです。
UPDATE:2024-09-19