【山口】いじめ認知件数は減少も不登校は増加
県のいじめ調査委員会で、認知件数が減った一方で、不登校の児童生徒が過去最多になったことが報告されました。
いじめ問題調査委員会は、県から任命された弁護士や医師など6人が2年の任期で委員を務めます。
会議では2022年度のいじめなどに関する調査について教育庁が報告しました。
それによりますと、小・中・高校、特別支援学校でのいじめの認知件数は3867件で前年度より減少しました。
一方、転校を余儀なくされたり病院にかかるなど心身や財産に被害が生じる重大事態は16件と増加しています。
また、小中学校で不登校となる児童、生徒は、前年度より430人増え、過去最多となっています。
県は不登校の生徒への支援として、昨年度から、中学校に専任教員が対応するステップアップルームを設置しています。
県内25の中学校でおよそ400人が利用し、200人が通常の学級に復帰できたということです。
UPDATE:2024-09-24