山口市の山火事 草刈りが火種に?警察が実況見分
山口市秋穂二島で18日の夕方に発生し、鎮火まで丸4日かかった山火事についてです。
火元となった県セミナーパーク周辺を警察や消防が実況見分しました。
yab記者リポート「捜査員が規制線の中に入っていきます。」
22日に鎮火してから3日が経った山口市の山火事。
火元は県の研修施設「セミナーパーク」の裏山を50メートルほど進んだ場所です。
警察によりますと、18日の夕方にセミナーパークから委託されている業者が施設の周辺の草刈りをおこない、集めた草をトラックで運んで積み重ねていました。
草刈り機から火花が飛び散って火種となり、草と共に運ばれて来て燃え広がったのではないかとみています。
実況見分では当時の作業員が立ち合い、現場の写真を撮る様子などが見られました。
また実際に草を運んできたトラックを使って、当時の動きや位置関係を再現していました。
この山火事ではおよそ40ヘクタールの山林が燃え、近隣住民にも、一時、避難指示が出されました。
UPDATE:2024-09-25