共生社会への理解を 車いす体験
小学生が体験したのは車いすを使って生活することです。
どんな人でも過ごしやすい地域について考えます。
山口市の大殿小学校ではさまざまな立場の人が共に過ごす「共生社会」について理解してもらおうと、総合学習の授業で、点字など福祉に関することを学んでいます。
きょうは介護施設などを運営している青藍会グループ、ハートホーム山口から指導を受け、4年生が車いす体験を行いました。
「むっちゃムズい!」
児童たちはコーンなどが設置された体育館の周りのコースを車いすを自分で動かす「自走」や、人に押してもらう「介助」に挑戦しました。
yabリポート
「このコースで一番難しい場所はこちらの体育館の入り口です。
坂道であることに加えて段差があります。子どもたちは慎重に車椅子を動かしています。」
車いすを持ち上げるときに踏んで使うティッピングレバーの力加減や進む方向のコントロールに苦戦する児童たち。
「思いっきり上げすぎてもだめだし、ちょっとでもだめだから、丁度いいところまで上げて、上手に向こうまで行けるように頑張りました。」
「これからは声掛けをして、助けましょうかと聞いて、うなずいたりしたら助ける。」
児童たちは身体を動かしづらい高齢者やアイマスクを使用した視覚障害者の体験学習も行うということです。
UPDATE:2024-09-25