【山口】下松の切山歌舞伎 プロの稽古で技磨く
プロに稽古をつけてもらいました。
下松市の伝統芸能、切山歌舞伎の特別公演を前に保存会のメンバーがその技を磨いています。
下松市の切山地区でおよそ270年の歴史を持つ「切山歌舞伎」。
およそ40人の保存会のメンバーが伝統の継承に取り組んでいて、12月には保存会結成50周年の記念公演が開かれます。
25日は語りと三味線の稽古がおこなわれ、徳島県で人形浄瑠璃の女流義太夫を務める竹本友和嘉(たけもと・ともわか)さんが指導にあたりました。
竹本友和嘉さん
「もうちょっとゆっくり語った方がいいんじゃないかと思います。目立たぬように、もうちょっとゆっくりと…。」
メンバーたちはプロの技術を見習いながら、繰り返し練習していきました。
切山歌舞伎保存会 語り担当 松尾珠美さん
「空気を全部くっと持ってきて、解き放つという緩急や息づかいが少しでも私の体に入ればいいなと思う。」
切山歌舞伎保存会の公演は12月1日に「スターピアくだまつ」で開催されます。
UPDATE:2024-09-25