”救急車を有料にすべきか”生徒たちが熱き舌戦

通報すると無料で駆けつけてくれる救急車ですがその費用はすべて税金です。
「救急車は無料のままでいいのか?」税金の使い道について中学生が討論しました。

長門市の中学校では今年度、税務署などによる特別授業が開かれています。
テーマは「救急車を有料にするべきか」。

仙崎中学校ではディベート大会がおこなわれ、生徒たちは有料化に賛成・反対に分かれて意見をぶつけました。

肯定派の生徒
「こちらの青のグラフを見ていただくとわかるんですけど、救急車を呼んで軽症の人が約50%もいます。」
「救急医療がひっ迫し、助かるはずの命が助からない。無料化のままでは助かるはずの命が助からないということが分かります。」

反対派の生徒は。
「もし目の前で人が倒れていて、あなたが救急車を呼んだとしましょう。
そこで倒れていた本人やその人の家族が自分たちが呼んでいないからといって支払いを拒否しました。これは誰が払うというのでしょうか。
このように有料化することによっていろんなトラブルが起こると予想されます。」

有料にすべきか否か。
議論のあと、生徒たちは投票をおこないました。

結果は賛成と反対が同数。
ディベート大会の結果は引き分けとなりました。

生徒は
「救急車も税金なんて本当に分かってなかったですし、僕たちも将来収めることになるので税金の使い道についてしっかり知っておきたいなと思いました。」

UPDATE:2024-09-26

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