上関町で海の大切さを考えるシンポジウム
中国電力の使用済み核燃料、中間貯蔵施設建設計画を抱える上関町で、海の大切さを考えるシンポジウムが開かれました。
「上関の自然を守る会」が主催したシンポジウムでは、博物館の職員や大学の名誉教授らが登壇し上関町の近海に生息する希少生物「ナメクジウオ」の生態などについて伝えました。
また、およそ半年前からボーリング調査が進んでいる使用済み核燃料の中間貯蔵施設建設計画の影響についても指摘されました。
山口県立大学 安渓遊地名誉教授
「いまボーリングしている櫓です。ここの26haつくるっていったら、ここから上削って捨てていかんようなそういう地形ですよ。その影響たるや惨憺たるものだと考えられるわけです。」
会場では上関の海の豊かさを伝える写真展も開催されました。
UPDATE:2024-10-14