【山口】周防大島町長選挙・16年ぶりの選挙戦

任期満了に伴う周防大島町長選挙が、22日に告示され現職と新人の2人が立候補しました。16年ぶりの選挙戦です。
立候補したのは、現職で2期目を目指す藤本淨孝さんと、無所属で新人の杉川茂寛さんの2人です。

【藤本淨孝候補】
「周防大島の営みを続けておられる皆さんにとって、生活を周防大島に形作っていくことが私の役目だと思っています。」

藤本さんは京都府京田辺市出身の50歳。2020年に無投票で初当選しました。高校生までの医療費無償化などの実績を強調し、子育て支援や安心安全のまちづくりに力を入れたいとしています。

【杉川茂寛候補】
「一票を入れる機会が失われているということで、これはいけない。誰かが立って民意を反映できるのは自分の一票だけですから、それをやらないといけない。」

杉川さんは周防大島町出身の72歳。過去3回、町長選で無投票が続いているため町民の審判を仰ぎたいと立候補したということです。町民の声を直接聞き、町の課題について論点を整理して情報公開するとしています。

周防大島町の21日現在の有権者数は1万2421人です。投開票は27日で、周防大島町では衆議院選挙、町議会議員選挙とのトリプル選挙となります。

UPDATE:2024-10-22

他の記事はこちら

【山口】超レアな体験!マツダ防府工場 自動車専用船を子どもたちが見学

子どもたちが日本を支える自動車産業、その規模感を体験しました。マツダの完成車が輸出用の船に積み込まれる様子が、5年ぶりに公開されました。マツダ防府工場で製造された自動車、約400台が中関港に停泊している大型船に次々と積み込まれていきます。自動車専用船「ターコイズ・エース」は全長199メートル、幅38メートルもあり、最大で7050台を積むことができます。4日は小中学生を対象にした見学会が5年ぶりに開催されました。船内でのクルマの間隔はわずか10センチ。サイドミラーを閉じたまま笛や指さしで合図を送り、整然と並べるプロの技が光ります。子どもたちは、ベルトを使って車両を床に固定する作業を体験しました。船は4日の夕方に出航し、約50日かけてスペインのバルセロナをめざすということです。

【山口】体育館の床いっぱい!中学生が集めた古着が難民のもとへ

体育館を埋め尽くすほどの服が集まりました。着なくなった服を世界の子どもたちに届けるプロジェクトに、山口市の中学生が参加しました。白石中学校の体育館に並べられていく服。1時間ほどで体育館を埋め尽くしました。この取り組みはユニクロなどを展開するファーストリテイリングのプロジェクトで、着なくなった子ども服を集めて世界中の難民に届けるものです。白石中の生徒は1カ月間、校区内の学校や店舗など12カ所に回収ボックスを置きました。約3700着が集まり、4日は発送のための梱包作業が行われました。生徒たちが集めた服は、今年度中に難民のもとへ届けられる予定です。

【山口】秋吉台で笑顔あふれる秋祭り

美祢市の秋吉台では、その魅力を多くの人に知ってもらおうと秋祭りが開かれ、多くの人で賑わいました。金属のキリを使って、自分で考えたデザインを掘る子どもたち。そこに溶けた金属を流し込むと…。世界に一つだけのメダルが完成します。美祢市にある長登銅山にちなんだ鋳造体験です。秋吉台の「ジオフェス秋祭り」には、朝からたくさんの家族連れが訪れました。【yabアナウンサー 沖田総平】「子どもたちが色を塗っているのは、フズリナという秋吉台でも化石としてたくさん発見される単細胞生物です」色を塗った紙は、缶バッジにして持ち帰ることができます。秋吉台は今年、「世界ジオパーク」の国内候補地としてユネスコに推薦されていて、来年のユネスコの会議で認定されれば国内11カ所目の「世界ジオパーク」となります。訪れた人たちは秋吉台を散策しながら、秋のカルスト台地の心地よさを体感していました。

ニュース一覧に戻る