【山口】高校生が県内の企業を見学 高い技術力に驚き 県内就職を後押し
萩市の高校生が県内企業の高い技術力に触れました。生徒たちは、下関市の企業を訪問し新聞紙から断熱材ができる仕組みを学びました。
木造建築用の断熱材「セルロースファイバー」を製造している「デコス」を訪れたのは、萩商工高校の1年生30人です。「セルロースファイバー」は、新聞紙を細かく粉砕して綿状にしたあと、燃えないように加工して製造します。一般的な石油由来の断熱材と比べて経年劣化しにくいとということです。また防火性や適度な湿度を保つ調湿性に優れているほか、防音性も特徴です。
生徒たちは「セルロースファイバー」の高い機能性に驚いているようでした。萩商工高校は、この体験を県内での就職を考えるきっかけにしたいということです。
UPDATE:2024-10-29