有事に備えロボット犬も 石油コンビナート防災訓練
南海トラフ地震に備えます。
大地震によってコンビナートで事故が起こった時、関係機関の対応を確認する訓練が行われました。
訓練はUBE宇部ケミカル工場で行われました。
南海トラフで震度6弱の地震が発生し、工場内のタンクから人体に有毒な液化アンモニアが漏れ出した想定です。
アンモニアは水によく溶ける性質のため、工場に備えられた消防車などで放水を行い、アンモニアの毒性を薄めます。
yabリポート
「このあと現場に向かうのはロボットの犬です。頭にカメラがついていまして、災害現場など人が近づけない場所に行って、遠隔でその映像を確認することができます。」
このロボット犬は、UBEが事故対応で使うために今年購入したものです。
ドローンと合わせて人が近づくことなく遠隔で現場の状況を確認しました。
周辺住民の避難訓練も行われ、およそ200人が参加したということです。
UPDATE:2024-11-07