駐日大使が山口市に 「大使館を移転しようかな」
世界13カ国の駐日大使が県内を視察しています。
ことし世界から注目されている山口市を訪れました。
「残念ながらこの檜皮はその辺のお店で買うことはできません」
国宝瑠璃光寺五重塔の改修工事現場で説明を聞く一行。
ヒノキの皮と竹でできたクギで屋根を葺く光景に興味津々です。
県内を訪れているのはシンガポールやフィンランドなど13カ国の駐日大使で、外務省が毎年行う視察ツアーに山口県が選ばれるのは初めてです。
yabリポート
「こちらで始まったのは山口市の伝統工芸、大内塗の体験です。漆を塗ってオリジナルの箸を作るということです。」
夫婦で参加している大使も多く、金箔をあしらった夫婦箸は山口訪問のいいお土産になった様子でした。
メキシコ メルバ・プリーア駐日大使
「山口県には他の県にはない強みがある。工業生産力、文化遺産、職人技、山口県ならではの強みです。昨日食べた料理もすばらしかったです。大使館を山口に移転しようかと思いました。」
秋芳洞なども視察した一行は、夜の便で東京に戻るということです。
UPDATE:2024-11-08