【山口】アメリカ軍岩国基地周辺の川や池から化学物質「PFAS」を検出 岩国市が独自調査へ
アメリカ軍岩国基地周辺の川や池から、有害性が指摘される化学物質・PFASが市民団体の調査で検出されたことを受け、岩国市は独自で水質検査をする方針を表明しました。
人体への悪影響が指摘されているPFASは、かつてアメリカ軍や自衛隊が使っていた泡消火剤などに含まれています。日米2つの市民団体が、それぞれ岩国基地周辺の川や池の水を調査した結果、国が暫定的に定めた目標値を超えるPFASを検出したと公表しています。
これをうけ岩国市の福田市長は県に調査を要望したところ「来年度に向けて必要性を検討する」との回答があったことを明らかにしました。
【岩国市・福田良彦市長】
「要はするのかしないのか分からない。不安を抱いている方もいると思う。それを踏まえて市としても、今回独自に調査をしていきたいと考えている。」
今後、具体的な調査地点を決めて、今年中に実施するということです。
UPDATE:2024-11-20