【山口】有害性が指摘されるPFAS検出 市民団体が岩国市に調査を申し入れ
アメリカ軍岩国基地周辺で人への有害性が指摘されるPFAS(ピーファス)が検出された問題です。独自の水質検査を決めた岩国市に対し、市民団体は基地に隣接する場所も調査するよう申し入れました。
市民団体「瀬戸内ネット」は岩国基地に隣接する遊水池を調査し、国の暫定目標値の3.5倍にあたるPFASが検出されたと発表しました。指摘を受けた岩国市は独自に水質検査を行うことを決めました。
市は基地周辺の河口や海域を調査地点の候補としています。26日に申し入れを行った「瀬戸内ネット」は汚染源が基地である可能性が極めて高いとして、基地に隣接する水路や遊水池を調査対象に加えるよう申し入れました。
申し入れに対して市は、県や国の意見も参考に調査地点を決めたいと答えました。市は、12月にも調査を行う予定です。
UPDATE:2024-11-26