【山口】児童が挑戦!和紙をすいて年賀状を作ろう
師走の水の冷たさを感じながら、今ではなかなか見られない昔の技術を学びました。柳井市の児童たちが手すき和紙の年賀状作りに挑戦です。
周南市の山間部、須金地区で採れた和紙の原料「こうぞ」を型にすいて、はがきの厚さになるまで重ねていきます。子どもたちがつくる世界にひとつだけの年賀状です。
指導する村中優さんは周南市の中学校教師。過去に和紙で卒業証書を作ったこともあるそうです。
【和紙づくりを指導した村中優さん】
「いろんなものに挑戦してくれたらいいと思う。こういうものにふれることはないと思う。”紙はこうやって作るんだ”となれば、他のことに取り組むきっかけになるかもしれない。それが楽しみ。」
水の冷たさに負けることなく微妙な力加減をしながら和紙を形づくり、仕上げに校庭で拾ったモミジをあしらいました。和紙は自然乾燥されたあと、子どもたちが年賀状にして大切な人に贈るということです。
UPDATE:2024-12-04